スウェーデンでの新生活をスタートする際、最初に必要となる重要な手続きの一つが「居住カード(Residence Card)」の作成です。
これは、スウェーデンでの居住権を証明するためのカードであり、日常生活や行政手続きを進めるうえで欠かせないものです。
その次に取り組むべきなのが、現地での生活基盤を整えること!
例えば、現地SIMカードの契約、コンディションナンバーの取得、仕事探し、そして銀行口座の開設などがあります。
この記事では、居住カード作成の流れに加えて、スウェーデンでの生活の基本ともいえるこれらの手続きについて具体的に解説します。
これからスウェーデンで新しい生活をスタートする方の参考になれば幸いです😳🤲
紹介している体験談の内容は、変更になっていることもあります。
必ずご自身でも、最新情報をご確認ください!
居住カード(Residence Card)作成
スウェーデンのビザの結果が届いたら、事前に移民局(Migrationsverket)の居住カード作成の予約をしましょう。日本からでも予約ができます。
- 都市部は予約が埋まりやすいので、注意!
- 居住カード作成に必要な持ち物:
- パスポート
- スウェーデンのビザの結果
- 筆記用具(住所メモ用)
- 記事 管理人の体験談「居住カード作成で多様性について考えた話」を開く
現地のシムでスマホを使う
スウェーデンのComviqのSIMカードがおすすめ。
データ通信と通話が可能で、アルバイト探しにも必須です!
EU内であれば、スウェーデンと同じようにデータを利用可能なので旅行にもピッタリ。コンビニで簡単に購入できます。
具体的には、セブンイレブンなどのコンビ二で”kontantkort”(コンタントコット)を購入。
日本の運転免許証を持参すれば、インターネットでお金をチャージできるようになるそうです。
詳しいことは、Conviqのホームページで!
ここで要注意ですが、お持ちのスマホが
シムフリーであることを確認してください!
なお、スウェーデン到着後すぐにスマホを使えるようにしておくと、公共交通機関でのチケットの購入など楽です(ないと逆にかなり面倒)。
事前にSIMカードを準備し、スウェーデン到着後、少し落ち着いてから現地のSIMカードを入手するのを個人的には強くおすすめします。
※管理人は、交換留学の最初、迷子になり「これは無理や。」とauの海外ローミングを使用し3万円請求された苦い経験があります😭
色々ありますが、10日でたったの1000円は安い↓
コンディションナンバー(パーソナルナンバー)取得
“personnummer”(パーソナルナンバー)とは何ぞや?と思われた方も多いと思います。
1947年に導入された、1年以上スウェーデンに滞在する人がもらえるマイナンバー的なもので、あると便利。
スウェーデンでは、産まれたその日にパーソナルナンバーが与えられ、病院を受診したりスーパーで会員になる際にも利用します。
例えば、パーソナルナンバーがあると、SFI(無料のスウェーデン語教室)が利用できます。残念ながらワーホリは滞在期間が364日のため、パーソナルナンバーの取得は不可能だそうです。
でも、大丈夫!パーソナルナンバーがもらえない人に与えられる“Samordningsnummer”(コーディネーションナンバー)は取得が可能。
コーディネーションナンバーと、雇い主が発行してくれる”employment contract “(労働契約書)で、銀行口座の開設も可能です!
ただ、ワーキングホリデービザでも、管理人も含めパーソナルナンバーを取得できた方もいるので例外はあるのかもしれません。
パーソナルナンバーもコーディネーションナンバーも申請方法は同じで、
“Skatteverket”(スウェーデン税務局)で行います。
管理人は居住カードの受け取り後、ヨーテボリのSkatteverketで申請しました。事前予約はできないので、Skatteverketまで行く必要があります。
続いて、具体的な手順を紹介したいと思います!
Skatteverketに到着後、入口付近の「受付番号発行機」で住民登録を選択。番号札をGETし自分の番号が来るのを待ちます。
順番が来たら、Skatteverketのパソコンを使って入力していきます。
数週間ほどで登録の住所に結果が郵送されるので、必ず定住先がある状態で申請を行います。
持ち物↓
- 居住カード(先ほど紹介)
- パスポート
- (念のため)スウェーデンでの住所を示すもの
ナンバーを取得後、IDカードを作成できます。銀行口座開設時の身分証明など、あると何かと便利なので、作成することがおすすめ!
こちらでは、パーソナルナンバーを例に説明します。
具体的にIDカードの申請も、先ほどのSkatteverketで行いますが、今回は予約が必要ですので注意してください。
“Statens servicecenter”(国のサービスセンター)のホームページから予約が可能です。
下記のように検索し、一番近いところを選びます。
予約が完了すると、IDカード発行に必要な手数料(400SEK)を支払います。私は、夫に払ってもらいましたが、wiseカードでも支払いができるようです。
支払い時は、備考欄に必ず”personnummer”を記入してください。
予約した日時に、Skatteverketに向かいます。IDカードに記載される指紋や身長などの情報を登録してもらうためです。
到着後、書類を確認してもらい、問題がなければ写真撮影と身長測定が行われ、サインをして申請が完了です。
持ち物↓
- 居住カード(先ほど紹介)
- パスポート
- 振込明細書
IDカードが完成すると、登録した携帯電話にSMSで通知が届きます!
IDカードの受け取りもSkatteverketで行いますが、予約なしでOK。
おつかれさまでした!
仕事を見つける
物価の高いスウェーデンで安定した収入を得るためにも、新天地で自分の居場所を作るのにも、仕事を見つけることが一番おすすめです(当たり前か)!
とはいえ時期や場所、これまでの経験によってなかなか仕事が見つからない場合もあれば、引く手あまたということもあります。
仲間たちの経験を踏まえて言えることは
- これまでの経験を生かして仕事を探すと強い
- 3月頃はサマージョブの募集が多く出るので、仕事が一番見つけやすい
- 10社落ちて「だめだ!」と落ち込まず、最初から100社は応募する気持ちで仕事探しをするべし
くわしい情報は↓
記事「【2025】スウェーデンのワーホリ仕事の探し方まとめ」を開く
仕事の探し方から、CVの書き方も紹介しています!
銀行口座の開設
お仕事のお給料をいただくため、銀行口座を開設しましょう!
管理人は、パーソナルナンバーを取得後(ワーホリですが、ありがたいことに取得できました)、夫も使っているSEBで銀行口座を開設しました。
体験談が古くなっているので、新しいものに書き換え中です✍
まとめ
居住カードの作成から始まり、現地SIMカードの契約、コンディションナンバーの取得、仕事探し、そして銀行口座の開設について紹介しました。
「何から手を付けていいか分からない!」という方に向けて、スウェーデンワーホリ仲間のみんなが困ったことを元にしています📣
ぜひ参考にして、最高のワーホリにしてください😊🎉
2025.01 | 記事を執筆 |
コメント