海外在住の私が、日本での収入を青色確定したお話。私は、2020年に日本で開業した個人事業主で、2021年3月現在スウェーデンでワーホリビザで滞在中です。2020年4月~9月までの日本に住民票があった時の収益と出費を確定申告しました。
日本に住民票がない+マイナンバーカードを返納している
というアナログな私が、スウェーデンから無事に青色確定申告を終えた体験談を共有したいと思います。
実は、日本を発つ前から準備することがあるので海外に行く!という方はご一読いただけると役立つことがあるかと思います。
知っ得!マイナンバーカードなしの確定申告
マイナンバーカードなしと書きましたが、結果マイナンバーカードと番号を使いました。
どういうことかというと、税務局に書類を提出する際に毎回身分証を提出する必要があるそうなのです。そこで、マイナンバーの載っている住民票と免許証、パスポートと選択肢があったのですが、マイナンバーカードと免許証でもOKとのことだったので、私の手元にある返納済みのマイナンバーカードと免許証でも良いか、税務局に問い合わせてもらったところ、OKとの返事が。私のマイナンバーカードと免許証の両面を写真に撮って、身分証のための書類として提出してもらいました。
海外から確定申告をしてみた感想
海外にいる分、日本の税務局などに直接電話して分からないことを聞くことができませんでした。代わりに母が年金事務所や税務局に、仕事の合間をぬって電話をしてくれましたが、申し訳ないしそれでも間違えていたらどうしようと不安が💦
とはいえ、1週間ほどで無事書類を用意し提出してもらうことができました。良かった~😊
青色確定申告が初めて&知識なしの私でもできたので、恐らく大丈夫だと思います!!!笑
私はスウェーデンで何をしたのか?
私が利用しているのはこちらの確定申告のソフト。ソフトの必要事項に答えていくだけで確定申告の準備が終わりました!
具体的に、社会人の方なら12月に会社から確定申告の書類をもらって記入すると思うのですが、それと似た感じです。募金、保険、など控除されそうなものを入力していきます。
ややこしかったのは、年金。正社員として4か月働いていた分を控除してもらえるのでは!?ということで、どの金額を書くのか、どの書類を提出するのか、お母さんに確認をしてもらいました。
日本で用意してもらうもの
- 保険や寄付金の証明書(保存をしておいてもらう)
- 源泉徴収(正社員もアルバイトも)
- 年金のお知らせのはがき(これでいいのか?)
お母さんが日本でしてくれたこと
お母さんがしてくれたことは、主に①郵送された書類をあつめておいてくれることと、②私が作成した書類を印刷し③押印、④用意しておいた封筒に入れて郵送してくれるの4つでした。
どれも、そんなに大変ではない作業なのでPDFを印刷できる人なら誰にでも頼むことができると思います。とは言え、注意しておきたいこともあります。
注意すること
日本を発つ前に行ったこと
スウェーデンに行く前に私が行ったことと、その目的を書きたいと思います。
出費&収益の入力
経費(ブログなら、テキスト代や通信費など)は、確定申告書類作成時に楽なので、使うたびに入力しておくのがいいと思います。収益もしかり。
源泉徴収をもらう
正社員の時と、アルバイトの分の源泉徴収を必ずもらう必要があります。私は、住民税の手続きに時間がかかっていたので、源泉徴収をきちんともらえるか不安で2回ほど問い合わせました。
代理人を立てる
先ほども、少し書きましたが日本にいない私の代わりに、私と同じ権限で何かあれば対応してくれる代理人を立てることをお勧めします。いざ!という時に・・・。方法は、書類を記入し開業届けを出した税務局に郵送するだけ!こちらの記事に私の体験談を書いています。
封筒を用意
コロナのこともあるし、住民票がないのでマイナンバーカードは返納済み。私は郵送を選択しました。郵送用の封筒と、税務局の方に控えを送ってもらうための返信封筒を用意しておきました。なるべく、お母さんの手を煩わせないように・・・。住所の書き方等は、こちら。
いかがでしたか?
今のところ、そんな儲かっていないので正直、ちょっと苦労して開業する必要があったのか?私的には分かりませんが、自分のやっていることを「事業」と考えた時に、支出と収入について考える機会を持つことができてよかったです!
海外からの、確定申告。大変なことも多いかもしれませんが備えあれば患いなし!
分からないことは、税務局に電話して相談すれば何とかなるというのが私の感想です。
この記事にも数回出ていますが、こちらの記事にも情報はあるのでぜひ併せてご覧ください。
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