2023年の1月から5月まで Hermodsでオンライン教育を受けたので、その体験談です!
私が受講したのは、matte 2a(数学) と programmering(プログラミング)。
どちらも、職業学校に入学するために必要な資格。
ちなみに、こちらのIT högskolanは実力があればこれらの資格はいらないみたいですが🤖
感想と成績
初!オンライン授業感想。
まず、いい点から。
柔軟にスケジュールを組みたい方におススメ!
自分のペースで進めたい方向け。
matte 2aはnationella prov をテスト会場で受ける必要があったのですが、それ以外はオンライン完結。
日本への1か月の帰国のこともあり、場所を選ばず学習できるのはありがたかったです。
課題は〆切があったけど、早いこと進める分には問題なし。
お次に、残念な点。
疑問点を解決するのに時間がかかる。
数学のテキストさえもパソコン上で、ずっとパソコンで作業が続く。ドライアイに悩む。
パソコンは常に夜間モード、このブルーライトカットメガネも手放せませんでした😂🙏
それと、先生にメッセージで質問出来ますが、「その答えちゃうねん!」という場面もあってもどかしかったです。数学は、専用のメールアドレスがあって、いつでも質問ができました。(その名もmatte hjälp!)
私は利用しませんでしたが、コミューンの数学の先生曰く、ボランティアの先生に直接質問できる機会もあるそうなので、一度聞いてみると良いと思います。
数学の先生は優しくて、一度ZOOMで質問に答えてくれたけど、プログラミングの方は答えるのがめんどくさかったのか、えらい適当なお返事で思わず泣いてしまいました。
気を取り直して成績。
数学はA~F(Fは落第)でC。がんばった自分🥹
最初の頃は、問題文が理解できずGoogle翻訳しまくり。6回ほど同じ問題を解いてテストにも挑みました。
あとで詳しく書きますが、日本と答え方がそもそも違う!
プログラミングは、A~F(Fは落第)でE。ギリギリ合格✨
先生に嫌われてたんだろうし、課題をそもそも理解できなくて質問したら、「自由な課題なんで」みたいな適当な返事。求められていることが分からずえらく苦労しました。
現役プログラマー2人のサポートを受けて完成した最後の課題の評価はどうだったのやら。
もっと早い段階で、Hermodsに先生を変えてもらえるかとか、聞けばよかったなぁとちょっと後悔。
matte 2a
内容は中学の数学3年生、高校の数学1年生~2年生くらい?(ゆとり世代です)統計もありました。
skolverketの数学に関する情報は [こちら]をご覧下さい(2023年6月時点)。
過去のnationella provの解説はおすすめのvidma.se [こちら]をご覧ください(2023年6月時点)。
数学を始める前に、studie och yrkesvägledareが勧めてくれた数学を勉強できる無料のサイト matte boken [こちら](2023年6月時点)。
テキストはネットで購入。システムから毎度ログインして使いました。
コースが終わったらアクセスできないように💦
なんだかもったいない!
テストに関しては、全6回。自分で行うオンラインのものと(tsta dig själv)と5つほどの問題を解いて先生に添削してもらうものがありました。
最後にはオンラインでのZOOM面接テスト。20分ほどで、先生が問題を見せてくれて目の前で問題を解きました。問題のレベルは、目標の成績を決めておくのでそれに合わせて質問されました。
それから、GöteborgのHermodsの建物に行ってnationella prov何と3時間✏
専用の電卓を購入する必要があります。
私はClas Ohlsonで一番安いのを購入。CASIO!
[こちら](2023年6月時点) どうでもいいけどカシオは日本の会社です🥰🙌
テストの答え方ですが、これが日本と全然違う!
日本だったら「どう考えたのか?」を説明する必要はありませんが、スウェーデンではこれをlösning(解き方、つまり解説的な?式も)とsvar(答え)に分けて答える必要があって、たとえsvarが間違えていてもlösningが合っていれば点数がもらえる仕組みです。
この理由は、解き方が合っていれば次に似たような問題が出題された時に答えられるから!だそう。
programmering
PythonとC#の両方、もしくは片方を学ぶことができました。
私はPythonのみを選択。最初の課題2つまでは座学で、プログラミング言語の仕組みやらPCUとは?みたいなことを学びました。
それから実際に自分でもプログラミングをしてみて、課題を提出していきました。
課題は計4つ。最後の2つはえらい自由な課題でどのコードを使ってこれを実現するんだい!?とパニックに。
先生曰く「レゴで遊ぶように」自分でパーツを組み合わせてプログラムすればいいとのこと。
いやいやいや、パーツの形が見えないんですけど😤という状態のまま、最終課題に。
用意されているオンライン動画は2年前のもので古いし(見た目が違う)、コードの意味が説明されておらず何が何だ訳かわかめちゃん。妊娠中にも関わらず、頭に血が上るし涙は出るし・・・。
何はともあれ、コースで使ったサイトなどを載せておきます。
スウェーデンのプログラミングの授業(Python)で使っている教材が[こちら]の英語のテキスト(2023年3月時点)。
無料のオンラインエディターが[こちら]のReplit(2023年3月時点)。
ここでコードをzipファイルにしました。
Pythonの基礎を学ぶなら![こちら] のpython japanが最初すごく分かりやすくてためになりました。(2023年3月時点)
最終課題に取り組むときに見つけた超分かりやすいチュートリアル。
さきほどご紹介したReplitを使っています。じゃんけんゲームを作りながら基礎を知ることができます。
英語で解説されているので、スウェーデンで実際にプログラマーになるならちょうどよき!
現役プログラマーの先輩方曰く、(やっぱり)グローバルな職場環境で英語とスウェーデン語を使うそうです。
それと、今さらながら取り組んでいる問題集。
これを最初にやっとけばよかったなぁと深く深く後悔。
問題形式なので楽しく考えて取り組むことができるし、基礎が身に付きます。
ただただ、説明を見てやってみるより記憶に残るしいい復習になっています。
いかがでしたか?
私のコミューンの学校、そもそもプログラミングはオンラインと決まっている!
心を強く持って、時間に余裕をもって取り組まねばと心に刻んだ学びの多い経験でした。
スウェーデン語で別の教科を学び、気持ちは😳スウェーデン語レベル1つランクアップ!
途中は、涙なしにすすめられなかったけど。
最後は笑顔になれました。
大変かもしれないですが、ゴールを小分けにして乗り切りましょう🚢
ではでは、引き続き素敵な一日を🐺