海外で子育てをしていると、「日本語の絵本を、もっと子どもに読ませてあげたい!」と感じること、ありませんか?
でも、海外に住んでいると手に入りにくかったり、送料が高かったり…。私もそんな悩みをずっと抱えていました。
今回は、そんな私が実際に試してきた「日本の絵本の入手方法」を6つ紹介します。どれも実際に試してよかったものばかりです。読者の方に合った方法が見つかればうれしいです!
公立図書館で日本の絵本を探してもらう

大都市の図書館には、日本語の絵本がおいてあることがあります。例えば、ヨーテボリの図書館では「パンどろぼう」シリーズが取り揃えてあります。
また、近くの図書館になくても、取り寄せサービスが使える可能性もありますよ。
図書館のウェブサイトや、サービスカウンターで相談するのがおすすめです。
日本人補習校の図書館を活用する

ヨーテボリ日本人補習校の例になりますが、補習校には意外とたくさんの絵本や本が揃っています!
お子さんが補習校に通っている場合は、図書館を覗いてみるのもありかもしれません。
もしかしたら、遠方に住んでいるなど補習校に通えない場合でも、相談すれば本を貸し出してくれるケースもあるかもしれません。
Facebookなどの海外在住コミュニティで譲ってもらう

海外在住の日本人が集まるFacebookグループでは、子どもが大きくなって不要になった絵本を譲ってくれる方が見つかることもあります。
スウェーデンには「ストックホルム日本人会」や「ヨーテボリ日本人会」など、地域ごとのコミュニティが都市ごとに存在していて、そこに「絵本譲ります」や「ご自由にどうぞ」といった投稿が流れることも。
ストックホルムには、「ボランティアグループ 〜気ままに古本市〜 ”Frivilliga japanska bokloppisen”」というグループがあり、ボランティアの方が不要になった本を集めて、とても安価で再販売してくれる活動をしているグループもあり、希望すれば送料だけで発送してもらえます。私自身も利用しましたが、やりとりはとてもスムーズで、状態の良い本を手に入れることができました。
本がまた誰かの役に立つという循環も、すごく素敵だと思います。
こうしたグループは定期的にチェックするのがおすすめです!
知り合いから借りる

コミュニティだけでなく、身近な知り合いや家族ぐるみで仲良くしている人たちから絵本を借りる、というのも一つの方法です。実際に我が家でも、定期的に遊んでいる日本人家族同士で絵本を貸してもらうことがあります。
「あげれないけど、貸すだけならいいよ」と言ってくれる方もいて、「汚さないように!」と気は使いますが、ありがたいです。
お返しの気持ちで、こちらからも何冊か本を貸すなど、無理ない範囲でやり取りをしています。
子どもの年齢が少し違っていても、どんな本が子供に刺さるかは分からないので、年齢が違うことも向けの本を交換するのも楽しいですよ!
「ちょっと交換しない?」と声をかけてみるのもおススメです。
オンラインで購入+配送(Amazonや家族に頼む)

クリスマスプレゼントとして、家族からアンパンマンの絵本を送ってもらったことがあります。ただし、関税や送料に要注意!
日本の Amazon で海外発送もできるようですが、スウェーデン暮らしの仲間は、高い関税を払う必要があった上、商品が手元に届かなかったらしく、(絶対に損したくない)私は、結局一度も利用していません。
「どうしても入手したいこだわりの一冊があるなら利用してもいいかなぁ」と思います。
帰国時にまとめて持ち帰る(+こども古本店の活用)

私もすでに4回ほど利用しているのですが、毎回「こども古本店」さんで約30冊の絵本をまとめて購入し、年に一度の一時帰国の際に段ボールでスウェーデンに持ち帰っています。
こども古本店さんの魅力は、何といっても本の質の高さとコスパの良さ。中古とは思えないほどきれいな状態の絵本ばかりで、新品同様のものも多いです。希望のジャンルや年齢、好みに合わせて絵本を選んでもらえるので、自分では選ばないような意外な絵本にも出会えて、それがまたとても良い本だったりするんです。
これまでの、2歳の息子のお気に入りの本は「ゆうれいと泣き虫」、「3びきのこぶた」、「ごみ収集車のごんちゃん」と、自分では
自分で30冊を選ぼうと思うと、時間もかかるし、なにより高くつきます。でも古本店さんなら定価の7割引きくらいで買えることも多く、とてもお得。次回の購入で使えるポイントが貯まるうえ、割引クーポンがもらえることもあります!
さらに、希望すれば絵本の消毒サービスも無料で付けてもらえるので、子どもに安心して読ませられるのも、ありがたいポイントで、私は毎回お願いしています。
実は一度、ブックオフやメルカリなどもチェックしてみたのですが、送料や手間を考えるとそれほど安くならず…。どうしても息子の好きな「アンパンマン」など特定のシリーズを買いたい時だけ個別に探し、それ以外は古本店さんにお任せするスタイルに落ち着きました。
ちなみに、わが家はいつもフィンエアーを使っていて、夫・私・息子の3人分で23kgのスーツケースを5つまで預けられるので、そのうちの1つを絵本用に使っています。段ボールはスーパーなどでもらえる普通のもので大丈夫。しっかり梱包すれば中身も傷まず、特に問題なく持ち帰れます。
なお、こども古本店さんは海外発送にも対応しているそうですが、期間限定のお得なパックなど利用したいので、私は今のところ一時帰国の際に直接持ち帰るスタイルで利用しています。
ただし、もし今後何かの理由で帰国できない状況になったら、海外発送サービスを使ってみたいと思っています。
絵本を段ボールで送るときの工夫については、【ダンボール活用】機内預け入れ荷物が3kgは増える裏技で詳しく書いているので、あわせてどうぞ 😊
まとめ
今回は、日本語の絵本を、もっと子どもに読ませてあげたい!という方に向けて、「日本の絵本の入手方法」を6つ紹介しました。
個人的に、いろんな手段を試した中で、私にとってベストだったのは、「こども古本店さん」の活用です。
というのも、2歳の息子は「お気に入りの絵本を何度も読みたい」し「汚れるのを気にせず使いたい」から。それに、古本ならコスパも良く、気軽に読ませてあげられるのもうれしいポイントです😂🪄
それでは、最後までよんでくださり、ありがとうございました🫡
おススメの「日本の絵本」の入手方法はあれば、ぜひ教えてくださいね🤗
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