[Kindle: ホラー: リングシリーズ 鈴木光司さん 感想&レビュー]

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Kindle Unlimitedにあった鈴木光司さんのリングシリーズ✨
面白くて一気に読んでしまいました~😂

3作読み終えて、ホラーというより人工知能を題材にした壮大なSF作品といった方がピンとくるような。
何はともあれ、ジャパニーズホラーの地位を築き上げた「リング」は正真正銘ホラーでした。

何か面白い話が読みたいなぁ🙃という方におすすめ!

「リング」

1993年に出版された作品。
呪いのビデオを見た者は7日後に死ぬ。
愛する家族もビデオを見てしまい、主人公が必死になって呪いを解く方法を必死に模索するお話。

日本でも映画化されていますが、ハリウッドでも映画化されるなど✨これぞ、クラッシック?作品!

3つの作品の中で、一番ホラーを感じる作品。
トリックっぽい世界観がある気がするけど、インチキじゃなくて・・・
日本っぽい要素がたくさん詰まったホラーでした。
謎解き要素が多く、テンポのいいミステリーとしても楽しめるので本当におすすめ!

「らせん」

リングの続編。
高い頭脳を持った高山が亡くなってもなお、影響力を与えてきて・・・
サイコパスですか?それとも・・・。

ちょっと怖い場面もあるけど、それよりは謎解き要素多し。
「らせん」というタイトルの通り、遺伝子うんぬんを扱っていてむしろSFホラー?

「ループ」

「らせん」の続編。3部作が完結する。
身近に存在するがん。一度かかると絶対に完治しないガンが世界に蔓延して・・・。
頭脳キレキレな主人公が、家族や愛する人、そして世界を救うべくガンの謎を解き明かしていく。

地球誕生の秘話を現代の科学技術をもって明らかにすると・・・。
2000年に出版されたとは思えないAIやら人工知能を見越したような作品。
ホラー小説となってるけど、巻末に結構な量の参考文献が🤖

コロナウイルスも、実は研究所から漏れ出たのでは。何て疑惑があるし(結局、どういう結論に至ったのか知らんけど)、ホラーというかテクノロジーによってほころびの生まれた社会が現実味を帯びてて怖い。